003 「勝つか」「学ぶか」の"心構え"を身に着ける

これは、

ピョートル・フェリークス・グジバチさんの著書、

"世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか グーグルの個人・チームで成果を上げる方法"

の中の一節です。

 

もう少し原著にそった書き方をすると、

 

「勝つか」「負けるか」ではなく、「勝つか」「学ぶか」です。

「勝たなかった人」も「そこで学べた」という経験が残ります。

 

という文になります。これに限らず、非常に面白い本ですので、是非読んでみてください。

 

さて、本題に戻りますが、「勝つか」「学ぶか」と捉えなさい、と書いてある。

「失敗」をネガティブに捉える"必要"はありません、という事になります。

言われてみれば、心当たりはあるのではないでしょうか?

仕事上やプライベートの「失敗」を経験として、後日成功する。

これは、誰しもが経験則で知っている事だと思います。

 

それを突き詰めて行けば「失敗=経験」となります。

ですから、あるチャレンジをした時に、結果は「成功」か「経験(学ぶ)」の2拓で、

どっちになっても、「得」だ、という、だまし絵のような理論です。

 

だが、これは、効きます。

人間、なかなか踏み出せないものです。それは、大きなことに限らず、小さなことでも。

 

たとえば、amazonでちょっと便利そうなものを見つけたけど、評価は微妙。

でも、自分の用途では使えそう・・・といった場合。

人間、誰しも、「間違いたくない」ものです。

でも、「間違えは経験になる」としたら、、、買えばいいんです。

まぁ、値段にもよりますが。

 

良く、芸人さんが言う言葉に、

「芸人の場合、失敗もネタに出来るから無駄じゃない」

というのがありますよね。

滑ったこと自体をネタにする事も良く見受けられます。

まれに回収しきれない場面も見受けられますが、大体は回収していますよね。

そうゆうのも"心構え"ですね。

最近の言葉では、これを"マインドセット"と呼びます。

 

"マインドセット"はポジティブシンキングとは違い、

物事が起きた後にポジティブに捉えるのではなく、

あらかじめ、どうせ勝つか学ぶかで、損はしないしな~、という風に思っておきます。

それから行動に移せば、失敗だったとしても、経験になったと思えます。

成功したら素直に喜びましょう。

 

実は、「心の強い人」なんて存在しないんです。

誰しも、失敗すれば、心はくじけます。それは、みんなそうです。

だけど、「心が強いように見える人」は、

それを「失敗」と思ってないから大丈夫なんです。

 

"心構え"、"マインドセット"は、色々使えるものがあります。

「勝つか」「学ぶか」"マインドセット"

「やるだけやらないと、寝つきが悪くなるんだよな」"マインドセット"

「文句言うより、黙って率先してやる俺って格好いいだろ」"マインドセット"

「子供に尊敬されていたい!ダサいって思われたくない!」"マインドセット"

ここらへんが、最近私が使っているマインドセットです。

 

心の持ちよう、ただそれだけで、あなたはどのようにも生きる事が出来ます。

コツは、「ちゃんとそう思う」事ですね。

黙って率先してやってる時の私は、心の中で"俺って格好いい"とニタニタしていますね。

 

こんな便利な"マインドセット"ですが、取り入れるのは難しくないですが、

自分で新しく作るのは、ちょっと難しいので、

最初は取り入れる方から試してみてください。