004 大事なメモは手の甲にする

批判される事も有りますが、大事な"メモ"は手の甲にするべきです。

 

 

手の甲には、メモ帖にも、ポストイットにも無い利点があります。

「自動で消えていく」という事です。

 

勿論、ポストイットもメモ帖も使っています。現実、今。机の横には、

やることリストのメモが置かれています。

そう。文字通り置かれているのです。

 

手の甲には消えかかったメモが有ります。

そう。「消える」ってのがマジ重要。

「消えたらメモにならないじゃん!」って思った方、甘い!

「消える」からいいんです。

 

「消える前にやらなきゃ!」

これ、脳が勝手に防衛本能として優先させてくれます。

 

中途半端に整理されたメモは、危ない。

脳が勝手に「これは整理されて置いてあるからまだ良い」とか思っちまいます。

そのくせ、メモの中身が出来てない事で、気持ちは落ち込み、やる気も下がるという

悪循環。だれしも経験有るでしょう。

 

人間も、動物ですから、「本能」の行動が一番強いんです。

「腹減った!」「眠い!」そんな本能に近い部分の衝動は、努力しないで出来ます。

 

ただ、勉強したり、仕事したり、そんな事は大脳の高度な部分でやってます。

まして、その中で優先度が高いのはこれで、順番はこうで・・・

とかやってると、「本能」が「んなこと良いから寝ようぜ!」とか言ってくる訳です。

 

本能には、逆らえません。だけど、調教することは出来ます。

「食欲」や「性欲」にあなたが「負け」たら、そりゃ本末転倒です。

あなたが、「食欲」を「性欲」を「使って」人生を楽しむのです。

 

本題に戻りますと、「手の甲に書いた文字が消えていく」

これ多分、野生動物だったころの人間にしてみると、

「食いもんの場所への匂いが消えちまいそうだ!早く食いにいかないと!」

という危機感、勿体ない感と「同じ」です。

 

なので、「本能」が勝手に「脳」に命令してくれます。

やる気も何も必要ありません。

 

あなたが、「やりたい」と思っていることが出来ないのは、「やる気」がないからでは

ありません。

「本能」を使ってないからです。

 

エネルギッシュに色々な事をやっている人は、「やる気」に溢れている訳ではありません。

「本能」の使い方が上手いんです。

 

でも「本能」なんて、所詮バカですから。簡単に騙せます。

自分で自分を馬鹿にしているようでなんですが、大いに、利用してください。

人間に「やる気」を出させるのは、「本能」の部分です。

そして、「本能」をうまく騙して、活用すると、自動的に、楽に、

色々な事が出来るようになります。

 

まずは手の甲に、メモを書いてみてください。

自分でも驚くほどの「完遂率」が達成できるはずです。

それが出来たら、どんどん「本能」を騙して行きましょう。

「エネルギッシュ」だとか「執念」だとかそんな言葉を自分に感じる事が出来ます。