返1-1「失敗こそ、学び。のマインドセット」

「失敗が怖い」「踏み出せない」「選べない」への対策

失敗こそ、学び。

これは、

ピョートル・フェリークス・グジバチさんの著書、

"世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか グーグルの個人・チームで成果を上げる方法"

の中で語られていたマインドセットです。

 

原著の中では、こう書かれています。

 

"「勝つか」「負けるか」ではなく、「勝つか」「学ぶか」です。

「勝たなかった人」も「そこで学べた」という経験が残ります。"

 

これに限らず、非常に面白い本ですので、是非読んでみてください。

 

このマインドセットでは、挑戦、選択の結果を

「成功」と「失敗」ではなく、「成功」と「学び」と捉えます。

「失敗」が「学び」に置き換わっています。

 

言われてみれば、心当たりはあるのではないでしょうか?

仕事上やプライベートの「失敗」を経験として、後日成功する。

これは、誰しもが経験則で知っている事だと思います。

 

それを突き詰めて行けば「失敗=経験」となります。

ですから、あるチャレンジをした時に、結果は「成功」か「経験(学ぶ)」の2拓で、

どっちになっても、「得」だ、という、だまし絵のような話です。

 

ですが、このマインドセットの効果は絶大です。

人間、なかなか踏み出せないものです。それは、大きなことに限らず、小さなことでも。

 

たとえば、amazonでちょっと便利そうなものを見つけたけど、評価は微妙。

でも、自分の用途では使えそう・・・といった場合。

人間、誰しも、「間違いたくない」ものです。

でも、「間違えは経験になる」としたら、、、買えばいいんです。

まぁ、値段にもよりますが。

 

良く、芸人さんが言う言葉に、

「芸人の場合、失敗もネタに出来るから無駄じゃない」

というのがありますよね。

滑ったこと自体をネタにする事も良く見受けられます。

まれに笑いとして回収しきれない場面も見受けられますが、大体は回収しています。

 

 

"マインドセット"はポジティブシンキングとは違い、

物事が起きた後にポジティブに捉えるのではなく、

あらかじめ、どうせ勝つか学ぶかで、損はしないしな~、という風に思っておきます。

それから行動に移せば、失敗だったとしても、経験になったと思えます。

成功したら素直に喜びましょう。

 

実は、「心の強い人」なんて存在しないんです。

誰しも、失敗すれば、心はくじけます。それは、みんなそうです。

だけど、「心が強いように見える人」は、

それを「失敗」と思ってないから大丈夫なだけです。

あなたの心が今、"強かろうが"、"弱かろうが"関係ありません。

マインドセットは、ただの知識です。ですので、明日から、今日から、今から使えます。